【2024年完全版】長崎県の猫スポットを巡ろうよ！全国猫巡り

長崎県といえば、オランダを中心としたヨーロッパがテーマの、日本一の広いテーマパークで圧倒的人気を誇る「ハウステンボス」や砂糖が豊富に入った「長崎カステラ」などが有名です。そんな長崎県には、素敵な猫スポットがあるのをご存じでしょうか。

今回は、そんな長崎県の猫スポットを厳選して8選ご紹介していきます。
長崎県に行った際は是非お立ち寄りください♪

尾曲がり猫神社

長崎県長崎市に存在する「尾曲がり猫神社」は、国の重要文化財である目鏡橋の近隣に鎮座しています。

飼い主さんと猫ちゃんとの幸せを祈願して2019年に設立された歴史の浅い神社です。しかし、新しいからこそ全国の猫好きさんや観光客からも注目を集めており、「尾曲がり猫」の聖地となっています。

境内には、猫のお守りや絵馬といった尾曲がり神社限定のグッズが販売されており、収益の一部は愛護団体の一部に当てられているそうです。遠方でなかなか足を運べない方にもお守り等を販売している通販サイトもあるので気になる方は是非、チェックしてみてください。

長崎の猫雑貨 nagasaki-no neco

長崎県長崎市の眼鏡橋近くにある「尾曲がりねこ」をモチーフにした雑貨ショップです。

店内の至るところが猫で埋め尽くされているため、猫好きの方はもちろん、長崎旅行のおみやげを探している方も一見の価値があります。オリジナルデザインの大入袋や箸置きといった小物のほか、Tシャツやエコバッグならぬネコバッグなど、多彩なグッズが目の前に広がっているため、見ているだけでも楽しい気分になるでしょう。

オンラインショップも展開されているため、お店に足を運ぶ前の予習として、足は運べないけどグッズは欲しい、そのような方も気軽に利用可能です。

かんざき食堂

「かんざき食堂」長崎市諏訪町にある、ネコ好きのご夫婦が営む地元民から愛されている食堂です。

昔ながらの大衆食堂らしく、テーブル席とカウンター席のほか、奥に小上がりの席が用意されており、初めてでも入りやすい雰囲気に溢れています。

猫スポットらしく、店内には猫の写真や置き物、店外にはリアルな招き猫ともいえる飼い猫たちに囲まれており、愛らしい姿と癒しの鳴き声で猫好きの方にはたまらないでしょう。

注目は猫だけではありません。食事処として、各種の定食やちゃんぽんなどが、リーズナブルに味わえるため、お腹と心が満たされます。

チャリタブル トレード

「チャリタブル トレード」は、長崎県内でも希少なフェアトレード商品を扱っているカフェを併設した雑貨店です。

このお店最大の特徴は、店長が猫であることです。そのネコ店長の名前は「こむぎちゃん」といい、店内のカウンターで出迎えてくれます。

元々病院だった建物をリフォームして作られた店内には、世界中のフェアトレード商品が陳列されており、バッグやカレンダーのほか、チョコレートやハチミツなどの食品も購入可能です。

併設されたカフェでは、コーヒーや紅茶をゆっくりと楽しめますが、こむぎ店長と触れ合うために訪れる方も多いようです。

NAGASAKI SEASIDE HOTEL 月と海

「NAGASAKI SEASIDE HOTEL 月と海」長崎県の港町である茂木町に、2020年12月オープンしたリノベーションホテルです。

当時の雰囲気を活かした中庭が、元あった割烹を思い起こさせます。首元の赤い鈴が目印のアンバサダー猫「うにちゃん」に出会えるかもしれません。出会えるかもとお伝えしたのは気まぐれな性格のようで、そのときどきで出現スポットが変わってしまうからです。

ホテルの施設内で見かけたり、近くの漁港で見かけたりと出会える場所はさまざまなので、「うにちゃん」探しを宿泊の楽しみにするのもありではないでしょうか？

高島

高島は長崎を代表する、猫で埋め尽くされた離島です。

一説によると、住んでいる人の数よりも猫の数の方が多いといわれるほど、島中どこを見ても猫を見ない方が珍しいくらい、猫が多いです。

海岸沿いはもちろん、クルマが走る道路でも、道を塞ぐほどの猫で溢れているため、猫好きからすると非日常を味わえる特別な場所といえるでしょう。実際に向かうためには、長崎港ターミナルからフェリーに乗る必要があります。出航時間を事前に確認しておくとスムーズです。

池島

池島は、世界遺産の軍艦島と並ぶ全周4キロの炭鉱で栄えた小さな島です。

2001年に閉山し実際の作業は行われていませんが、炭鉱見学ツアーでトロッコに乗ったり、模擬装置の操作体験したりと、島に残された数々の施設をめぐることができます。そんな池島には、多くの猫が暮らしています。クルマの通りが少ないため、道路の真ん中で寝転ぶ姿が見られるのも、都会では見られない池島ならではの光景です。

神浦港・瀬戸港・佐世保港の3つの港からアクセスでき、船の本数も1日に複数の便が出ているため、旅行の計画が立てやすいのも魅力です。

長崎バイオパーク

長崎バイオパークは「見ているだけではつまらない！遊んで、学んで、ふれあって。」がコンセプトの生物公園です。

約200種類の動物を目の当たりにできる人気のスポットで、シーズンごとにふれあい体験や収穫体験などのイベントが行われているため、何度行っても楽しめます。気になる猫たちは、動物たちと触れ合えるペットアニマルワールド内の「ネコの部屋」におり、思う存分猫たちとの時間を過ごせます。

年間パスポートには、九州にある提携施設の優待割引がついているので、九州に足を運ぶ機会が多い方は検討するのもありではないでしょうか？

厚底をはいたねこ

「厚底をはいたねこ」は、諫早市初のねこ雑貨とコーヒーが楽しめるお店です。

元ラジオパーソナリティのオーナーが、猫好きが集まるベースを作りたいとの思いから、2019年にオープンしました。店内に並ぶ商品は、猫がモチーフの雑貨やアクセサリーのほか、消しゴムやふせんなどの小物など、豊富にラインアップされています。

また、店内の奥に足を運ぶと、定期的に保護猫の譲渡会が催されるフリースペースがあり、天気に左右されることなく、猫と触れ合うことが可能です。

久山年神社（くやまとしじんじゃ）

久山年神社は、参道を線路が横切る全国でも珍しい神社です。写真の撮影スポットとしても有名な場所になっています。

一般的な参拝はもちろん、秋になると夜間ライトアップが楽しめる絶景スポットに様変わりするのも魅力です。猫好きの宮司さん考案の、支援金つきさくら猫の御朱印がニュースで話題となりました。

また、看板猫の「アズキくん」にも出会えるため、猫スポットとしても十分に楽しめる神社といえます。

嵯峨ノ島、嵯峨島（さがのしま）

嵯峨ノ島、嵯峨島は、西海国立公園に指定されている五島列島の1つで、800年以上続く盆供養の踊り「嵯峨島オーモンデー」は、一見の価値ありです。

また、火山島としても有名で、火山灰などの噴出物が何層にも重なった千畳敷は、澄んだ海面とのコントラストが美しく、観光スポットになっています。福江島から船に揺られて上陸すると、たくさんの猫たちが出迎えてくれます。

普段とは違った時間の流れを感じられるため、日々の忙しさから解放されたい方には絶好の場所といえるでしょう。

黄島（おうしま）

人口35人の離島で、「五島列島にある猫の島」と猫好きの間で広まっているほど、島を数分歩くだけで多くの猫の姿が見られます。

クルマの通行がほとんどなく、餌となる魚がよくとれるため、猫たちにとっては絶好のすみかといえます。

実際に向かうためには、長崎港から福江港、そして福江港から黄島へ船の乗り継ぎが必要です。1日2往復の定期便しかないため、運行時間の確認は忘れずに行いましょう。

まとめ

今回は長崎県の猫スポットについてご紹介してみました。「長崎のカステラ」に「長崎ちゃんぽん」「ハウステンボス」などの観光地で知られる長崎県ですが、猫スポットも豊富です。長崎観光のちょっとしたアクセントに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

長崎は外国との貿易や文化交流が盛んだったため、独自の歴史を持っています。