【2024年完全版】全国の猫スポットを巡ろうよ！中国編 in 広島

広島県といえば「広島カープ」や世界遺産として登録されている「原爆ドーム」等が有名どころですよね。

また美しい風景や豊かな自然、広島風のお好み焼きや牡蠣等がおいしい魅力的な都道府県の一つです。

今回はそんな広島県の猫スポットを厳選してご紹介していきます。

真鍋島

瀬戸内海にある別名・猫の島「真鍋島」は岡山県笠原市の人口170人ほどの小さな島です。

一時期は100匹以上の猫が住んでいて＜猫の楽園＞とも呼ばれていました。

こちらの真鍋島に行くには笠岡港から約一時間ほどフェリーに揺られていきます。

港に着くとさっそく猫たちがお出迎えしてくれます。漁師たちが新鮮な魚をおすそ分けするので、どの猫も毛並みがツヤツヤで体格も立派です。

島の住民の高齢化にともない猫たちも一時期より減少していますが、猫カフェとは一味違うのびのび自然のなかで自由気ままに暮らす島猫に会いたいのなら真鍋島はおすすめです。

保護猫cafe　ねこのみち

広島県尾道市にある「保護猫cafeねこのみち」は＜人と猫の幸せな橋渡しの場＞をモットーに譲渡を前提とした保護猫cafeです。保護猫たちがリラックスしている住み家で、実際に触れ合って特徴をつかんだり相性を確かめたりできるのが最大のメリットです。

お気に入りの猫が見つかりましたらその場でスタッフに気軽に相談でき、後日にトライアルもできます。ぜひ家族みんなで素敵な出会いを探してみてください。

団体様も定休日の来店も臨機応変に対応してくれるので、保護猫のお迎えを考えている方はいちどお電話してみてはいかがでしょうか。

cat cafe （キャット カフェ） ねこごこち

2016年5月12日に「ねこもひとも居心地のいい空間を」をコンセプトにオープンした「ねこごごち」は広島初の保護猫だけいるお店です。里親を随時募集しています。

長年猫カフェに携わっている店主さんの愛があふれるサイトを覗いてみてください。たくさんの猫スタッフの紹介が載っています。個性あふれる猫スタッフたちの性格が詳しく説明されていて、お店に行く前からお気に入りの猫が見つかるかも知れません。

貸し切りもできるので、家族でゆっくりと猫との相性を確かめることもできます。

また、不定期でタロットカード占いも行われるので、長時間滞在しても飽きませんね。

廣島ねこ奉行

広島県広島市の街中のビルの一室に広がる、一風変わった豪華絢爛な和風保護猫カフェの「廣島ねこ奉行」。2019〜2023年の4年間で600匹ちかくの保護猫を迎え、そのうち500匹以上が新しい飼い主をみつけた実績があります。

その他にも飼い主のお留守中に猫がリラックスしてお留守番できるようにホテルで預かるのではなくお家にいたまま過ごせるペットシッターを紹介したり、猫が大好きなのにいろいろな事情で飼えない人のために保護猫と一緒に暮らせるシェアハウスを紹介したり、人と猫がwinwinになれる活動をしています。

行政の助成金を受けておらず、寄付やクラウドファンディングで切り盛りしているのは驚きです。応援の意味も込めて一度廣島ねこ奉行に行ってみてはいかがでしょうか。

アートと雑貨のお店 Nomarium ( ノマリアム )

街の片隅にひっそりとたたずむ隠れ家のようなお店「Nomarium（ノマリウム）」。こちらは猫カフェではなくて小さな雑貨とアートのお店を猫のニャンコ店長が営んでいます。他にも見習い中の看板犬やブランドイメージ犬もお手伝いしています。

大正時代からの古家を活かした店内にあるのは、広島の作家さんたちがハンドメイドした一点ものの布作品やアクセサリーです。

ギャラリーのような見ごたえのある異空間のニャンコ店長のお店に、猫カフェとは違う魅力的なひと時が過ごせるかと思います。

猫カフェ まねき猫

こちらは広島で初めてできた有名ブランド猫カフェです。長毛種から短毛種まで多種多様な猫を間近でみられるので、写真の撮りがいがあります。あこがれの種類の猫にきっと出会えるはずです。

毎月2日と22日を「ニャンニャンの日」として割引や抽選会が開催されます。お誕生日特典にホットケーキや猫ポストカードのプレゼントをもらえます。ポイントカードもあるのでポイントを集めて入場無料で遊ぶこともできます。

イベントもカフェメニューも豊富で何度行っても飽きることはありませんね。

みんなのもり

広島県のJR坂駅の隣にある民家のようなあたたかい保護猫ふれあい譲渡施設の「みんなのもり」。猫の幸せを第一に考えて、家族全員が引き取る意志のあるお家だけに橋渡ししています。愛情たっぷりにお世話されている猫たちなので、譲渡された方は「人懐っこい猫が多い」とコメントされていました。

2024年1月末現在、別の手掛けている施設のメンテナンスのため「みんなのもり」は2月いっぱいお休みするようです。また、猫の引き取りはしていません。

保護猫活動にご興味がある方、預かりボランティア希望の方、譲渡希望の方、詳しくはXやお電話にてお問い合わせください。

日の出湯

こちらは昔ながらのレトロな雰囲気漂う銭湯です。煙突がある70年来の銭湯は中に入ると、レトロなタイル張りの真ん中に湯舟がある西日本タイプです。

ここにはマメとハナコという大きな猫が番頭に立つことがあります。その姿は貫禄たっぷりなどっしり風格のある頼もしい猫です。マメとハナコは地元で有名な番頭猫で、広島銭湯部から功労賞として表彰されたこともあります。

広島に行くときはぜひ日の出湯に寄って、マメとハナコの立派な表彰状を見上げてみてください。タイミングが合えば二匹にも会えますよ。

似島（にのしま）

広島県の広島湾に浮かぶ島のなかでは最大の似島、そして最大の猫島。広島港からフェリーに揺られること20分、カヤックや釣りなどマリンスポーツが豊富な人口800人弱の島は、レンタル自転車でまわりましょう。バスやタクシーなど公共の乗り物がないのですが、むしろ自然豊かな似島にはサイクリングがぴったりです。

猫たちは港の桟橋で出迎えてくれる事が多く、近づいても逃げず、撫でられることも嫌がらない人懐こい子ばかりです。野良猫というよりは飼い猫が島をパトロールを兼ねて散歩しているかのようです。

平和な島の猫たちは穏やかで縄張り争いがなくいつも定位置にいるので、帰りも再来のときも同じ猫に会えるかもしれません。

おとまち甘藍（かんらん）

こちらは2020年の春にオープンしたゲストハウス兼ミュージックライブバーの小さなお宿です。

貸し切りも可能なこの『おとまち甘藍（かんらん）』は市内中心部にあり、とても使い勝手が良いです。仲間内でのパジャマパーティーや、親族家族一同でひとつどころで集まって過ごすにも最適なサイズ感です。

看板猫のハチワレ猫はチョビヒゲとアゴヒゲを生やし、胸元にベストを着ているようなミュージシャン然とした風格があり、まさにこのお宿にぴったりの猫です。

ぜひ一緒に記念撮影してみてはいかがでしょうか？

猫カフェ みかん

2020年12月コロナ禍のなかオープンした「猫カフェみかん」は広々とした吹き抜けの2階建てです。

大きくて穏やかなノルウェージャンフォレストキャットが8匹も！長毛で優雅な猫たちとファンシーな室内で過ごすひとときは、まさに非日常の癒しになることでしょう。

そしてこちらは猫カフェでは収まらない本格的なおしゃれカフェでも魅力的なスポットです。海をイメージした2階エリアでは、焼きたてのSNS映えするクレープやわらび餅ドリンクが味わえます。

期間限定のクレープメニューもありますので、何度でもリピーターしたくなりますね。

保護ねこcafe Familia（カフェ ファミリア）

こちらの「保護ねこcafe　Familia（ファミリア）」は、地元商工会主催のイベントに出店して運営費に充てたり、クラウドファンディングを募って病気の猫の治療費を集めたり、熱意のある活動を続けています。それに賛同した方々から支援をいただいたりと優しい輪を広げているお店です。

お手製の猫おやつは調味料無添加のジャーキーや、素材が活きた削り節など安心にこだわっていますし、他にも猫おもちゃや猫グッズなど凝った物が販売されていて楽しく眺められます。

保護ねこの縁結びにも定評があるのは、スタッフさんの愛情あふれるSNSの写真の力もあるかも知れません。イケメンくん美人ちゃん猫の魅力がいっぱい詰まっているので、ぜひご覧ください。

猫カフェCOMMUNE(こみゅーん)

2009年夏にオープンし、2018年春に移転し一軒家でリニューアルした「猫カフェCOMMUNE（こみゅーん）」。猫好きな方なら目が離せない入口はインパクト大です。

スコティッシュフォールドやメインクーン、ロシアンブルーなどの猫たちの穏やかな姿を、まるでお友だちの家のようなアットホームな雰囲気でほっこり過ごせそうですね。

ポイントをためてお得に猫に会いに行ったり、猫友でつながる定期会「ネコんかつ」で猫好きトークで盛り上がったり、何度行っても楽しめるカフェになっています。

みたらしだんご・ぬくたい

「みたらしだんご・ぬくたい」はぬくたい（あたたかい）上質な米粉だけのおだんごをいただけます。飛騨高山の名物・しょうゆだんごや五平餅を初め、チャーハンやオムライスなどの食事メニューも味わえるお店です。

ここには看板猫のもふもふなオス猫ひめ君が、料理を待っている間に愛嬌をふるってくれます。気分によってはすりすりサービスもしてくれそうです。

焼きたてふわふわなぬくたいおだんごと、ぬくたい接客のひめ君に心もおなかも満たされることでしょう。

崖の上の宿　鞆猫庵（ともにゃあん）

2020年に改装した「鞆猫庵（ともにゃあん）」は昭和初期に建てられた住宅です。コロナ禍で働き方がリモートやワーケーションになったのを踏まえて、美しい瀬戸内海を眺めながら非日常を楽しんで過ごせるように…と考えられた一棟貸しの宿なのです。

ここには寝室の他に書斎があります。この書斎の机とイスは宮崎駿監督が鞆に滞在したときに使用したものです。「崖の上のポニョ」の制作がこの机で行われたと知ると仕事もはかどりますね。

この隣に保護猫施設があり、宿を出た石段では日常的にくつろいでいたりケンカしたり、集まって相談していたりと猫コミュニティが繰り広げられています。まるで猫世界に迷い込んだような空間を楽しめます。

宮島しゃもじ専門店「杓子（しゃくし）の家」

厳島弁財天が持つ琵琶をモチーフにした宮島しゃもじを手作りしている「杓子（しゃくし）の家」は＜幸運をめしとる＞のでお土産に人気のお店です。フルオーダーや名入れ、厳島神社での祈祷代行も請け負っています。

宮島杓子は200年以上も歴史があり、昨今の広島では結婚式のファーストバイトにこのしゃもじをご利用される新郎新婦が多くなりました。しゃもじにお名前や記念日を入れて夫婦円満を願うのです。他にも受験や部活の必勝を願うしゃもじも取り扱っています。

この繁盛に貢献したのは保護猫から看板猫に転じたJくん。Jくんがいると修学旅行学生や旅行客が集まってくるのです。まさに招き猫ですね。

まとめ

今回は広島県の猫スポットを厳選して紹介をさせていただきました。

観光地としても大人気な広島県に訪れた際は、是非お立ち寄りください。