飼い猫がそっけない!?もしかすると嫌われているかも!猫が嫌いな人に示す態度5選

猫をよく観察してみると、感情の出やすい動物だということがよく分かります。ましてや、猫が嫌いな人に示す態度ほど、分かり易いものはありません。

今回は、そんな猫が嫌いな人に示す態度をご紹介いたします。

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逃げる

猫に限らず、人間であっても、不愉快な相手が近づいてくると、その場から離れたくなりますよね。猫も同じで、不愉快だと感じている相手が近づいてくると逃げてしまうことがあります。

猫が逃げるのには様々な理由があります。例えば、以前に怖い思いをさせられたとか、毎回、自分の嫌な事ばかりをしてくる等々、そういった状況で、猫の防衛本能が働いて逃げてしまうのです。

毎回、自分が近づくと、離れてしまうといった方は、一度自分の行動を振り替えってみてはいかがでしょうか。思い当たる節があるのであれば、改善できる目星がついてくるのではないでしょうか。

威嚇する

猫は自分のテリトリーに他の猫が入ってくると不快に感じて「シャーッ!」っと威嚇する場合があります。これは猫の外敵から身を守るための習性です。

猫が威嚇している時に、不用意に近づくと、引っかかれたりして怪我をする可能性があるので注意が必要です。

猫が威嚇する場合は信頼関係が気づけていない状態であったり、初対面の相手に行う場合が殆どです。焦らずにゆっくりと猫との信頼関係を築いていきましょう。

無視

信頼関係が無く、猫が不愉快に感じている相手から名前を呼ばれても返事をしないことがあります。

名前を呼ばれたときに尻尾で返事をしたり、「ニャー」と簡単に返事をしてくる場合は、信頼関係の気づけている状態です。

過去に何か怖い思いをさせてしまった事がある場合は、もしかすると、それが原因で無視されているのかもしれませんね。

イカ耳になる

猫が不愉快に感じた場合は猫の耳がギュッと伏せたような状態になります。

この耳を伏せた状態が、イカの耳の部分に似ている事から「イカ耳」と呼ばれています。

誰かが近づいた際に、猫の耳が「イカ耳」になるのであれば、その相手に対して、不愉快に感じている証拠です。

尻尾をバシバシする

猫は、イライラすると尻尾を鞭のようにバシバシ振ります。

尻尾は猫の感情が特に表れやすい部分でもあります。イライラした時以外でも、猫が不愉快に感じた相手がそばによってきた時なども、尻尾を鞭のように振っています。

こういった動作を行っている時はイライラのサインですので出来るだけ近づかずにソッとしておきましょう。

目次

猫に嫌われている時の対処方法

猫に嫌われたからといって、まだ諦めるには早いです。一つづつ改善方法を試して猫ちゃんの様子を伺ってみましょう。

きちんと謝る

猫ちゃんに対して謝っても理解できないし意味がないと思っていませんか。

猫ちゃんも相手が謝っても言葉は理解できないかもしれませんが、反省している雰囲気は感じ取ることができます。

出来るだけ優しい声で名前を呼んで謝ってみましょう。この時、無理に近づいたり抱っこしない様に注意しておきましょう。

猫の方から近づいてくるのを待つ

猫ちゃんと喧嘩した時に飼い主さんから近づくのは避けた方が良いでしょう。

人間関係であっても喧嘩したばかりなのに近づいてこられると不信感を抱きますよね。喧嘩したばかりの時は、猫ちゃんから近づいてきてくれるのを待っておきましょう。

近づいてきてくれたら優しく構ってあげると仲良くできるキッカケになるかもしれませんね。

適度な距離感を保つ

人間と同じで、猫にもパーソナルスペースがあります。

まだ、信頼関係が構築されていない間や、喧嘩をしたばかりの状態で距離が近いと、今まで以上に嫌われてしまう可能性があります。

特に興奮上来の時の猫は危険で、攻撃性が高く、引っかかれたりする可能性もあるので注意が必要です。適切な距離を保って興奮が冷めるのを待ちましょう。

ゆっくり瞬きする

猫の目を見てゆっくりと瞬きをするのも効果的です。ジッと目を見つめる行為は、動物界においても、喧嘩を打っているような行為です。

しかし、猫の場合は、ゆっくり瞬きをすることで相手への信頼を表します。猫が比較的、リラックスをしている時にしてみましょう。

おやつを与える

間食でおやつを与えてみましょう。大好きなおやつをあげると、猫は人を食べ物をくれるいい人と思ってくれる事もあります。

ただし、一日の摂取カロリーが、オーバーしない様に注意してくださいね。

おもちゃで遊ぶ

怒っている猫に対して、オモチャを使って遊ぼうとしても、怒りが治まらず、遊んでくれないこともあります。

そういった場合は、一度距離を保って、興奮が治まってから、もう一度遊びに誘ってみましょう。

お世話をしっかりする

猫ちゃんは飼い主さんの行動をしっかりと見ています。

「この人は自分の事を大切にしてくれているのか」や「トイレやご飯はちゃんとお世話してくれているのか」など飼い主さんの気持ちを感じ取ります。

それでも仲良くなれない場合は、ブラッシングなどのスキンシップも効果的です。

仲直りにどれくらいの期間が必要なのか

これは飼い主さんとの今までの信頼関係や猫の個体差によっても変わってきます。

ひどい喧嘩をしてしまった場合は、3か月以上続いたりすることもあります。

猫も人間も同じで、人から本当に嫌なことをされると、中々忘れることはできません。

一番は猫ちゃんと仲良くする事が一番ですが、自分の大切なものを壊されたり、大事な書類を破られたりなど、突発的な怒りが込み上げてくることもあるかと思います。

そういった時は、一度、深呼吸をして、自分を落ち着かせるのが、長い目で見て一番よい方法かもしれませんね。

まとめ

猫は、自分にとって嫌いな人間が近づいてきた時は、あからさまに行動にでます。

しかし、猫がそうなってしまうのも、きちんとした理由があるからなのです。

自分の胸に手を当てて一度、思い起こしてみましょう。もしかすると、改善策が見えてくるかもしれませんよ。

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この記事を書いた人

【管理人経歴】ヤマザキ動物看護大学/動物看護学科
▲卒業後地方の動物病院への勤務を経て出産を機に退職
▲猫を好きすぎるあまり当ブログ(ねこねこハウス)設立
▲猫に関する情報を発信中

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