【要注意!】子猫と遊びすぎには気を付けて!最適な頻度や遊び方について

子猫が遊んで欲しそうに甘えてくると、飼い主として嬉しくなりますよね。子猫は成猫と比べて、体力や抵抗力は低いです。

そんな子猫と遊ぶときはいくつかの注意点があります。今回は子猫にとって最適な遊び方についてご紹介をします。

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目次

子猫と長時間遊ぶのは注意が必要。

子猫が泣いている姿をみて、元気がいっぱいで体力が有り余っていると思ってしまう方も多いのではないでしょうか。

しかし、子猫と遊ぶ時間は注意が必要なんです。

子猫との遊ぶ時間が適切な時間を超えてしまっていると、体調不良の原因になってしまいます。

では、具体的に長時間遊ぶことが子猫に与える悪影響について解説していきます。

食欲不振の原因になる

長時間の間、子猫と遊び続けてしまうと身体に多大な負担をかけてしまいます。

身体が未発達で、体力が十分でない子猫が遊び続けると、ご飯を食べる体力が残らずに食欲不振に繋がってしまうのです。

成猫の場合は、遊んでいる最中に疲れると寝転んで休憩をとったりする事ができますが、子猫の場合は自制が効かないので疲れ果てるまで遊んでしまうのです。

子猫と遊んでいて、呼吸が荒くなっていたら、遊びを中断して休憩をしてもらいましょう。

要注意!猫の脱水症に気をつけて!

身体の機能がまだ未熟な子猫は、熱中症に注意をしなければなりません。特い気温が高い夏場などの場合は、脱水症状になりやすいと言えます。

子猫は遊びすぎてしまうと、食欲不振になると同時に下痢などになってしまい、水分が不足しやすくなってしまいます。

食欲不振になってしまった場合は、ご飯に水を含ませて、柔らかくして与えてあげると、脱水症の予防にもなります。

もしも、慢性的に食欲不振に陥り、下痢が続いてしまったのであれば、一度、動物病院へ受診をして適切な処置を施してもらいましょう。

子猫と遊ぶ適切な時間は?

長時間遊んでしまうと、子猫は体調を崩してしまいます。では、子猫にとって適切な遊ぶ時間はどれくらいが望ましいのでしょうか。

遊ぶ頻度は1日3回程度でOK!

どんなに子猫との遊ぶ時間が楽しかったとしても、1日に遊ぶ頻度は多くても3回程度にしておきましょう。また、1回に遊ぶ時間は子猫の体力にもよりますが、大体10分程度が目安です。

自制の効かない子猫の場合は、遊ぶことに夢中になってしまい、自分の疲れを無視しがちです。飼い主さんがしっかりと子猫の遊ぶ時間を管理する事が重要になってきます。

遊ぶのをやめた時に、子猫がまだ遊んで欲しそうになく場合があります。しかし、そこで遊びすぎてしまうと、後々、疲労が出てしまい、食欲不振の原因になりかねませんので、注意しておきましょう。

遊んでいる最中の呼吸に注目しよう!

子猫と遊んでいる最中に、息が荒くなり浅く「ハッハッ」といった呼吸をしているときは、一旦休憩する必要があります。子猫は成猫に比べて体力が未熟なので、非常に疲れやすいです。

なので、猫じゃらしなどのオモチャで10分くらい遊ぶと疲れてしまう子がほとんどです。

子猫のその日の体調や様子を見ながら、遊んであげると良いでしょう。

子猫にとって遊ぶ事はとっても重要!

子猫にとって、飼い主さんと一緒に遊ぶことは至福の人時と言えるでしょう。

しかし、子猫にとって「遊び」とは単にストレスの解消や好奇心を満たすだけのものではありません

好奇心旺盛な子猫の時期にこそ遊ぶことの重要性を理解して接しあげましょう。

社会性を身につけるために必要

子猫には「社会化期」といった時期があります。社会化期は、生後2週間~3ヶ月の間にさまざまな経験をして性格や運動機能等を形成していきます。

この時期の子猫は母猫や兄弟の猫と遊びながら、猫として必要な社会性を身につけていくのです。

この時期に母猫や兄弟の猫とは萎えてしまった場合は、母猫や兄弟の猫の代わりに社会性を教えてあげる必要があるのです。

この時期に間違った育てかたをしてしまうと、問題行動の多い猫ちゃんに育ってしまう可能性があります。

しかし、飼い主さんが愛情を込めて育てて、正しくしつける事で猫にとっての社会性を身につける事ができるのです。

子猫と遊ぶ時にやってはいけない事とは?

子猫と遊ぶ際に、ついつい自分の手足を使って遊んではいませんか?

子猫の頃から自分の手足を使って遊んでいると、子猫が飼い主さんの手足をおもちゃとして認識してしまいまい、噛み癖がついてしまう可能性があります。

成猫になってからの噛み癖はなかなか治りません。子猫の頃の噛む力は弱くても、成猫の噛む力は強いので、飼い主さんの悩みのタネになってしまいます。

そういった事にならないために、子猫と遊ぶ際は自分の手足は使わずに、おもちゃを使用しましょう。

 

まとめ

飼い主からすると可愛い子猫が遊び違っていると長時間遊んでしまいがちです。しかし、体力がまだ未熟な子猫が食欲不振になってしまう可能性があるのです。

子猫にとって適切な頻度と正しいしつけを施して楽しく社会化期を過ごさせてあげましょう。

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この記事を書いた人

【管理人経歴】ヤマザキ動物看護大学/動物看護学科
▲卒業後地方の動物病院への勤務を経て出産を機に退職
▲猫を好きすぎるあまり当ブログ(ねこねこハウス)設立
▲猫に関する情報を発信中

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