キャットフードばかりでなく、手作りご飯を与えているという方もいるのではないでしょうか。
しかし、毎日、手作りご飯を与えるとなると、飼い主さんの負担が大きくなってしまいますよね。そんな時、飼い主さんのご飯を作るのと同時進行で猫にも手作りご飯を用意する事ができれば、負担も大きく軽減しますよね。
今回は、『猫にも与えられるに人間のご飯』をご紹介していきます。
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豚汁
飼い主さんが豚汁を作っているときは猫用にも与えることができます。豚汁を味付けするときに味噌を使う事が一般的ですが、猫に与える際は味付けをする前の具材を茹でただけ状態で取り分けてあげましょう。
猫にとって味噌は塩分が高すぎる為、胃を刺激して嘔吐してしまう可能性があります。また、豚汁の食材としてよく使用されるニラやネギ類は猫にとっては禁忌なので、猫用に取り分けた後に、追加するようにしましょう。
気を付けておきたい豚汁の食材
猫に与えてはいけない豚汁の食材は以下の通りです。
豚汁に入れる食材で猫にとって負担になる食材は…
- ネギ類
- ジャガイモ
- ナス類
- 玉ねぎ
等があげられます。
ネギ類を与えてしまうと猫は中毒症状を引き起こしてしまう可能性が上がります。ジャガイモやナスを与えてしまうと、最悪の場合は呼吸困難を引き起こしてしまう可能性もありますので、注意しておきましょう。
棒棒鶏
暑い日に人気なバンバンジーの調理過程で茹でただけの鶏肉なら猫ちゃんでも食べても問題ありません。毎日与えているキャットフードに、トッピングしてあげるとし嗜好性も高まりますね。
低脂質なたんぱく源を摂取できる
一般的に棒棒鶏で使われているお肉は鶏胸肉が主流です。鶏胸肉は鶏モモ肉と同等のカロリー量ですが、鶏胸肉の方が脂質が低いのが特徴です。鶏モモ肉や鶏胸肉よりもカロリーを抑えたいと考えている場合は鳥ササミ肉を与えるのがオススメです。
実はきゅうりも猫が食べられる食材
棒棒鶏によく使われている食材の一つとしてキュウリが挙げられます。水分量が多いキュウリは、猫にとっても水分補給になります。しかし、多量に食べてしまうとウリ科のアレルギー症状を起こす事もあるので注意が必要です。与える際は少量かつ、しっかりと刻んだ状態であげましょう。
納豆
実は納豆の強い匂いを好きは多いようです。本来の猫は肉食性の強い生き物なので、大豆類を食べる習慣はありません。しかし、少量の豆類は猫にとっての健康食品にもなります。
納豆は栄養価が高い!
納豆は栄養価の高い事からネバネバ食品の代表作とも言えます。脂質の代謝をサポートするビタミンB2や骨のカルシウム沈着を助けるビタミンK等も含まれています。便通の健康を助けてくれる食物繊維も豊富だといえるでしょう。
納豆を与えるときはコレに注意!
基本的に猫は獲物を狩って食しますので、植物をそのまま食べることは殆どありません。毛玉や胃のむかつきを防ぐために、好んで食べることはありますが、栄養補給の為に食べることはありません。
普段から植物を食べない猫に納豆を与える際にはいくつかの注意点があります。
- タレは入れずに与える
- アレルギーに注意する
- 大量に与えない
- 大粒の納豆は与えない
- 栄養過多にならない様に注意する
栄養が豊富に含まれている納豆は、与えすぎると猫ちゃんの内臓に負担をかけてしまう可能性もあります。主食にしては猫ちゃんの健康に害悪なのでおやつ等で与えるのが良いと言えるでしょう。
まとめ
猫に人間用の食材を与える際は味付けのされていない茹でただけの状態で与えましょう。毎日手作りご飯を与えている飼い主さんからすると、ついでに猫ちゃんのご飯も作れて負担も軽減しますね。
ちょっとしたオヤツとしてなら、納豆は手間などもかかりません。飼い主さんのご飯の途中でついでに取り分けるなら味付けはせずに、禁忌の食材は与えないように気をつけておきましょう。
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