猫の顔を見るだけで性別を判別できるといった方は少ないのではないでしょうか。
お尻を確認して、睾丸の有無で判別するのは簡単ですが、顔だけで見極めるは難しそうですよね。
しかし、普段から猫に触れ合っている飼い主さんの中には、顔だけで見分けられる方もいます。
では、見分けるポイントはどこにあるのでしょうか。今回は猫の性別によってどのような顔の違いがあるのかをお伝えしていきます。
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猫の顔を見るだけで性別が判断できるの?
結論から話しますと、猫は顔だけ見れば殆どの性別を見分けることは可能です。確かに、睾丸の有無などを見れば簡単に判別できますので、わざわざ顔をジッと観察して性別を判別する必要はないかもしれませんが、愛猫家として、知っといて損はありません。
また、猫は顔や睾丸の有無だけではなく毛の色でも判断する事ができます。というのも、三毛猫の場合などは、殆どがメス猫だと言われているからです。なので、毛色だけで、ほぼほぼメス猫だと判別できるのです。
三毛猫とは逆に、茶トラ猫の場合は、殆どがオス猫だと言われています。茶トラの猫を見かけた場合も、三毛猫と同様に殆どが雄猫だと判別ができるのです。
では、実際に顔だけで判断する為には、どういった猫の顔の特徴を観察すれば良いのでしょうか。
メス猫の顔の特徴とは
顔が丸っこい
メス猫の顔はオス猫に比べて丸っこいのが特徴で頬の肉が付きにくいと言われています。また、メス猫の顎は比較的に小さい事もあり、頭の形が丸くなるそうです。といった事からオス猫とは対照的に、小顔になる傾向があるそうです。
ウィスカーパッドが小さい
猫のひげが生えている膨らみの部分をウィスカーパッドと言います。メス猫はオス猫に比べるとウィスカーパッドが小さいです。メス猫はオス猫と比べると小顔なので、ウィスカーパッドが小さくなるのは自然な事なのかもしれませんね。
鼻が小さい
メス猫とオス猫を比較してみると、鼻が小さい事が多いです。これも前記した通りに小顔なので、小さくなるのも自然な事ですね。
オス猫の顔の特徴
顔が横長
オス猫は他の猫と縄張り争いなどで、喧嘩をする事がよくあります。他の猫から噛みつかれる可能性もある為、頬の皮が厚くなります。なので、メス猫とは対照的に、頬が張り出し、顔の形が横長な事が多いです。
ウィスカーパッドが大きい
メス猫と比較して、顔が横長なオス猫は、ウィスカーパッドも大きくなりやすいです。顔が大きいので自然とウィスカーパッドも発達しています。
鼻が大きい
オス猫の鼻を、観察してみるとメス猫に比べて鼻の幅が広い事が多いです。顔の形が横長になりやすいので、それに伴って広がっているのかもしれませんね。また、鼻の幅が広い事もあって、目と目の間が離れているように見えるのも特徴の一つといえます。
目が小さく見える
オス猫とメス猫の目の大きさはそこまで差はありません。しかし、メスと比較すると顔が大きく顔が横長のオス猫はその分、目が小さく見えます。
まとめ
猫の顔をよく観察してみると、ウィスカーパッドの大きさや顔の大きさなどのちょっとした大きさの違いが見えてくることもあります。子猫のうちはそこまでの違いはありませんが、成猫になるにつれて、その違いがわかりやすくなってきます。
ただ、猫の種類によっては判別が難しい猫もいます。自分の家の猫は性別にあった顔つきをしているのか一度確認してみてください。
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