愛猫のオシッコがおかしい!?身体の異常時に現れる4つのサインとは?

動物が必ず行う排泄行動であるオシッコは健康のバロメーターの指標としても判断されています。

人間に関しても、オシッコで糖尿病などの様々な病気を見極めることが可能です。

猫も同じで身体に異常がある時はオシッコにも異変が出ます。今回は、猫ちゃんの身体に異変が際した時、オシッコがどのように変化するのかをご紹介いたします。

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目次

オシッコの色味

健康状態の猫ちゃんがオシッコをした際の色は、薄い黄色をしている場合が殆んどです。しかし、泌尿器系の病気にかかっている場合は、尿に血液が混じることによって、赤色の混じった黄色になります。

また、肝臓に異常がある場合は通常よりも濃い色であったり、逆に肝臓病の時は色味が薄くなったりなどの変化があります。健康状態の猫ちゃんを飼育されている方は、現状のオシッコの色味を確認しておくのも良いでしょう。

オシッコの臭気

基本的に猫ちゃんのオシッコは、他の動物と比較をして非常に臭いと言われています。しかし、匂いがあまり感じられない場合は、慢性的な腎臓病にかかっている可能性があります。腎臓病にかかっている場合は、通常時よりも多くの水を飲み、オシッコの濃度が薄くなります。

逆に、猫ちゃんのオシッコから強烈な匂いを放っている場合は、細菌性の膀胱炎も考えられるでしょう。

オシッコの量

猫ちゃんのオシッコの量は健康状態を表してくれます。確認方法は、猫砂を使用して、通常時よりも砂の塊が小さい場合は、オシッコの量が少ないと判断ができます。オシッコの量が少ない場合は、尿の通りが悪くなっている可能性があります。

逆に多尿の場合は、糖尿病や、慢性的な腎臓病の可能性がありますので注意が必要です。気になる方は、猫ちゃんのトイレの砂の大きさや、オシッコのシートへの広がり具合などを確認してみましょう。

そもそもオシッコが出ない

猫ちゃんの平均的なオシッコの回数は1日で2~4程度が健康だと言われています。猫ちゃんのオシッコが1日以上でていない場合は、すぐに動物病院へ受診するようにしましょう。

猫は本来、あまり水を欲しがらない動物なので、尿路系統の病気を発症しやすいと言われています。また、暑い日や夏場などの脱水症状が起きやすい気候では十分に注意しておきましょう。

オシッコに異常がある場合はすぐに動物病院へ!

いつものオシッコの状態に比べて異変があると感じた場合は、すぐに動物病院へ受診するようにしましょう。猫ちゃんのオシッコが異常なのにも関わらず、放置しておくと後々取り返しのつかない事になってしまうかもしれません。

排尿時の様子などをカメラなどで撮影しておくと尿検査をする際に、より細かく詳細を伝える事ができます。食事療法や、薬物療法などの、その猫ちゃんにあった適切な処置を施しましょう。

まとめ

猫ちゃんの身体に異常がある場合は、オシッコに現れやすいです。そういった事を考えて、日頃から猫ちゃんのオシッコの状態を確認しやすい状態にする事が大切です。猫ちゃんのオシッコに異常が感じられる場合は、すぐに動物病院へ受診をしましょう!

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この記事を書いた人

【管理人経歴】ヤマザキ動物看護大学/動物看護学科
▲卒業後地方の動物病院への勤務を経て出産を機に退職
▲猫を好きすぎるあまり当ブログ(ねこねこハウス)設立
▲猫に関する情報を発信中

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